αJUNO-2のLCDを交換して少しずつキーボードを触りだすと、当時の他のアナログシンセサイザー(例えばJUNO-106(google))のようにノブやスライダーとかを使ってリアルタイムに音色を変えたいという欲が出てきた。
当時、そういうオプションとして、Roland PG-300(マニュアル)なる製品があったのだけれども、当然ながら今はほとんど流通していない。アナログマシン開発日誌さんのサイトに考察記事があり、様々なクローン機が紹介されているが、もともとのPG-300が地味なせいか、クローン機も地味な感じ。ソフトウェア版もあるのか。でもやっぱりフィジカルコントローラの方がいい。
という訳で自作することにした。開発コード名は ZG-300。まずは名前から。
仕様は以下の通り。
- PG-300でできることを実現する
- αJUNO-2 の MIDIエクスクルーシブメッセージである IPR (Individual Tone Parameter) の送信
- IPR値のノブやスライダーでのコントロール
- 追加機能
- ライブラリ管理 (音色データをファイルとして管理)
Arduinoをメインにスイッチとノブでパラメータを制御、ライブラリはSDカード上に保存したファイルをLCDに表示して管理する構想。
ざっくりとしたブロック図
ホワイトボードって便利だよね。やっぱりアナログ人間なのかな。